STELLA仮店舗☆はてなブログ

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今期ドラマ(1)「僕の歩く道」第2話

まぁ前期から全くドラマに興味のあるものが無いのだけども。
とりあえず「十四歳の母」だけはエアチェックしてある、まだ未見だけど。
女王の教室」の二匹目のドジョウ狙いになるのか、ならないのか。


昨日、久々に早く帰宅したので「僕の歩く道」を2話から見る。
「脳改造されないアルジャーノンに花束を」って印象。
キイスの原作じゃなく、ユースケ・サンタマリアがやってたドラマの方のね。


もともと「いいひと」やってる時から、「目がイっちゃってるアブない人」的な演技をする草なぎ剛にはピッタリな今回のキャラクターで。
普通の人を演じていても「何か得体の知れない感じ」というか、自閉症分裂病統合失調症)の人をに接した時に感じる「得体の知れない不快感と不安感」をかもし出す彼なので、実にお見事。


でもなー、この手のテーマを日本のTVドラマがやると、必ず「聖なる白痴」的な描き方をするのが気に入らない。
その片鱗がそこかしこに散見できるし、少々露悪的な感じもする。
こういう精神疾患を抱えた人が「純粋」っていうのは、「南の島幻想」的な随分と傲慢で楽観的で、一言で言えば馬鹿な幻想だと思うんだよ。


まぁ、ちょっとたまにポツポツ観るとは思うけど。
どうもこの「僕の〜」シリーズは、観ていてただただ不快になるだけのものが多い。
このシリーズでやたら感化されるメンタリティって、具体的に指摘できないけど、なんだか危険だなぁと思うんだよね。