金魚屋古書店(2)
- 作者: 芳崎せいむ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/08/30
- メディア: コミック
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面白い。
というか、メディアが、そのメディアそのものへの愛情を語る物語というのは。
何かこう普遍的に面白い。
例えば「ニュー・シネマパラダイス」とかね。
でも、それができるには、表現者側に相当の力量とそのメディアへの情熱と愛情を求められる。
だから、このマンガが面白いと思うのは、それだけ作者に力量があるということだと思うわけだが。どうだろうか?
俺は、人口1人における古本屋の数が日本一(だった)の旭川で少年期を過ごしたおかげで、古本屋っていう空間にワクワクした経験がある世代だけど。
「BOOK OFF」のような古本屋ばっかの世代に、このマンガはどう映るんだろう?