パンプキン・シザース(4)
- 作者: 岩永亮太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/08/17
- メディア: コミック
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「戦災復興」専門の陸情3課、通称「パンプキン・シザース」の活躍を描く第4巻。
前巻までは、どっちかってーと、公式記録に存在しない「不可視の9番(インビジブル・ナイン)」の「901部隊ゲシュペント・イェーガー(命を無視された兵士)」であるオーランドと、彼と「901」の関係性に主軸があった気がするのだけども。
今巻は隊長であるアリス少尉と、帝国「貴族」としての在り様が主軸。
なので正直、ちょっと進行のタルさとか、物足りなさはあるんだけれど。
オーランドとアリスの関係性の変化、そしてそれまで「なんとなく戦ってきた」オーランドが、「自分が戦う意味」を見つけ出したということで、物語の丁度ターニングポイントとなるのかな?
この巻だけ取り出すと評価が下がるけど、流れの中ではこういう踊り場が必要なので、致し方無いか。