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パンプキン・シザース(4)

Pumpkin Scissors(4) (KCデラックス)

Pumpkin Scissors(4) (KCデラックス)

「戦災復興」専門の陸情3課、通称「パンプキン・シザース」の活躍を描く第4巻。
前巻までは、どっちかってーと、公式記録に存在しない「不可視の9番(インビジブル・ナイン)」の「901部隊ゲシュペント・イェーガー(命を無視された兵士)」であるオーランドと、彼と「901」の関係性に主軸があった気がするのだけども。
今巻は隊長であるアリス少尉と、帝国「貴族」としての在り様が主軸。


なので正直、ちょっと進行のタルさとか、物足りなさはあるんだけれど。
オーランドとアリスの関係性の変化、そしてそれまで「なんとなく戦ってきた」オーランドが、「自分が戦う意味」を見つけ出したということで、物語の丁度ターニングポイントとなるのかな?


この巻だけ取り出すと評価が下がるけど、流れの中ではこういう踊り場が必要なので、致し方無いか。