STELLA仮店舗☆はてなブログ

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ホメオパ教vsメディカル教の宗教戦争

ホメオパシー否定、広がる波紋=代替医療への影響も懸念


そもそも、最初は↑に関してマイミクが書いてた日記へのコメントが、長くなったので日記の形でmixiにアップしたんだけど。
まぁ「返答」ってよりも、俺のホメオパに対する考えと、この記事に対する考えになってたんで「はてダ」にも転載しようと思った次第。

ってわけで、以下はmixiからの転載


ある種の広義での自己暗示や、自然刺激が治癒力を高める、っていうレベルまではこれはいわゆる科学の分野でも実証されている事なので。
その範囲で行うなら、ホメオパシーでもなんでも、自分の好きな治療行為を選択すればいいと俺は思う。


もっと極論すれば、大人が化学療法や薬物拒否って、わけのわからんものにすがって死ぬのは、そりゃ自分が思うように生きたんだから、まぁ自己選択の範囲。


てめぇの人生なんだから、てめぇの気の済むようにすればいい、ってだけの話。
好きなようにやって死のうが、生き延びようが、俺のしったこっちゃねぇや。



だけど昨今のホメオパシーに対するアンチ的動きは、発端になった乳児の死亡=自己選択するのが不可能な存在の命を奪ったこと、にはじまっているわけで。


あと、ホメオパ絡みで子供のアレルギーに医療受診を頑なに拒んだあげく、ボコボコに悪化して「学校に行くのもいやだ」と泣く子供を見かねた旦那がキレて、離婚届け叩きつけて子供つれて出てったってのが、ホメオパ信者の掲示板にあったんだけど。


まぁあれなんかも、対象が「子供」って自己選択はある程度できても、責任能力が未熟な相手に、他人(親だけど、この場合はあえて)が自分の自己都合を押しつけたのが問題なわけで。
自己選択権で何するのは構わんが、それを配偶者だろうが、肉親だろうが「他者」に押しつけて、あまつさえその生命や、その人の尊厳をおびやかしてんのがマズい。



UAスズメバチに刺されてアナフィラキーショックんなった旦那を、めかぶだかの風呂に漬けてほったらかしたら、ほら見てなおちゃった!とかってのもあったが。
あれは2人ともいい歳こいた大人なんだから、それで旦那死んだら「アホ夫婦」ってだけの話。
とは言え、子供もいるんだから、残された子供はどうすんだ?ってのはある。
間違いなく拭いがたい傷が残るだろうよ、子供には。それ考えないって段階で、「親」として糾弾されるよな。あれで死んでたら。



あとあの、トンデモ科学的な、理路整然とした裏付けの無い事象を、だからそれが「嘘」とか「無効だ」ってわけではないんだけど、その代わりそれは「絶対正しい」とも言えないことを、平然ともっともらしく得体の知れない横文字で誤魔化して「正しい、あっちが間違ってる」って断定するあの態度がいただけない。
そこに断定できるものがあるなら、ただ1つ「そういう態度は確実に間違っている」って事だけ。


今現在のアンチ的流れは、どっちかってとコレだと思う。
あの言説の「胡散臭さ」と「狭い視野」「自己陶酔」、それらに確実にオウム真理教に代表されるような、カルト的なものが滲み出てるからで。
叩かれてしかるべき言説をとってるのは、むしろホメオパ側の方なんで「自業自得」としか俺は思えないのよね。


とはいえ、医師会側の「全面否定」ってのも、カルトに対して「仏教・キリスト教イスラム教の三大宗教しか認めません!!」って言ってるようなもので。
カルト vs メジャー宗教っていう、結局は「宗教論争」でしかない、ってのがなんともはや。


俺はホメオパなんか「冗談じゃねぇ」とは思うけど、だからって医者のいいなりになって薬飲んで、体中管だらけんなって、意識もなくなって機械に心臓動かしてもらってまで「ただ生きてる」状態にされるぐらいなら、それが「科学的」だろうが「んなものお断りだ」って拒否はする。


大体「全面的に間違ってる」って断ずるに足る「科学的証拠」もなく「全面否定」とか安易に言っちゃうのは、それ、科学的であろうとする人間が一番とっちゃいけない態度だろうが。




つか、ニュースに出てくる政府が「代替医療推進」ってのが、そもそも「どうなのよ?」とは思うけどね。