PLUTO(2)

いやはや「20世紀少年」が、風呂敷拡げすぎて話の辻褄が凄いことになっていて「なんだかなー」と思い始めてるけど。
こっちは、実に面白い。
浦沢直樹が挑む、手塚治虫とのガチンコ勝負はまだまだ目が離せない。

原作が「鉄腕アトム・地上最大のロボット」である以上、話の流れも結末もわかってるはずなのに。
にも関わらず先の読めない、サスペンスフルな物語に仕上げてるのは見事。
浦沢直樹って、本当「引き」の巧みさでは当代随一の作家の１人だと思うっす。