ABARA (上)(下) /弐瓶勉
- 作者: 弐瓶勉
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/05/19
- メディア: コミック
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「恒差廟」と呼ばれる謎の巨大建造物が建つ世界。
その世界に遙か古代に存在した謎の企業「第4紀連」が生み出したと言われる「白寄居子(シロガウナ)」。
人間の知覚を超える高速で移動し、人間を捕食する人類の天敵。
それを狩るために、「検眼寮」により生み出された「黒寄居子(クロガウナ)」。
弐瓶勉が、仮面ライダーを作るとこうなる的なダークヒーローものなんだけど。
相変わらず壮大なSF的舞台設定が、一切の説明無しに繰り広げられるので読む人を選ぶマンガだなぁw
最後の最後で「世界の姿」が垣間見えた時は「ああ、もう!そういうことですかっ!」って軽く興奮。
ラストシーンは、これドラえもんでこんな光景見たな。
あれだよ、銀河鉄道の廃止記念パスをのび太がドラえもんからかっぱらって乗車しちゃう話。
車掌が「アレができたから銀河鉄道は廃止なんですよ」ってヤツさ。
それはそうと「バイオメガ」はどうした?とか思ってたら、また連載再開されてるんで一安心。
にしても、この人のマンガで今のとこ「バイオメガ」が一番「わかりやすい」てのが、なんともはやw